1986年5月29日、埼玉県で生まれました。
柔道とスイミングを習い、心技体を鍛えました。
小学校5年生のときに静岡の磐田市に引っ越して、中学ではバスケットに所属し、精神力も鍛えられました。
高校は磐田農業高等学校に入学。
実は小さい頃から、親戚の大工仕事を見ていて、物を作ったりいじったりすることが好きでした。
そんなこともあり、勉強することよりも、身体を動かすことのできる農業は割と好きでした。
美容師は親からの提案
美容師になってお客様から、「農業やってたのに美容師になりたいって何で?」と笑われます。
進路の決まってなかった自分に親が、
「美容師とか調理師とか、手に職をつけるのどうだ」と提案を受けました。
「かっこよくなって有名になりたい」「モテたい」と思っていた自分に、美容師という言葉が刺さりました。
そんな提案をしてくれるような親ではないと勝手に決めつけていたこともあり、正直嬉しかったというのもあります。
(実は、芸能人になりたいと思ってたんですが)
美容学校に入ってから国家試験に必要な技術や知識を学びました。
同時に、カッコよくなりたいという一心でサーフィンも始めました。
無事学校を卒業し、国家試験に合格。
大手美容チェーン店に入社しましたが、4ヶ月で退社。
夜の仕事も経験
夜の仕事(ホストみたいなところ)に就きました。
これも一つの憧れのような職業だったのでどうしてもやってみたかったんです。
やってみると美容と太陽への思いが強くなって、夜の仕事も4ヶ月で辞めてしまいました。
それでも、4ヶ月で得たものは多く、普段自分が見ることのできない世界や、女性の奥深さをあらためて知り、自分の成長に大きく繋がっていました。
店長になってからも挫折の繰り返し
美容師に戻ってからは、市内や県外でカットの講師を活動をしているオーナーの元で働き、ベーシックを学びました。
5年ほど働いた時、初めて働いたサロンのオーナーからオファーを頂き、店長候補生として迎え入れられました。
自分の経験にまだ自信を持てなかったこともあり、また一からカットを学んでいきました。
本デビューするまでは、カラーの専門として多くのお客様に触れて経験を積み重ねました。
もともと、お客様の人数も多く、チャンスの多いお店ではあったので、学べることもたくさんありました。
デビューしてからは、お客様やオーナー、スタッフの助けをもらいながら多くの指名客を獲得することができるようになりました。
それもあり、数々のチャレンジをクリアすることができ、1年で店長の座につくことができました。
でも、店長になってからは、いろいろな挫折や苦労が待っていました。
ネイルサロンやアイラッシュサロンを併設していたので、それらすべての経営戦略。
店長になってから一日も休まない日々
自分への戒めとスタッフに見せる態度として、一日も休まない日が1年近く続きました。
何度も辞めてしまおうかと思いましたが、その度にオーナーや家族から支えてもらいながらなんとか続けていくことができました。
継続するということがとても大切なことだったと後になって思いました。
東京や名古屋で他社の店長会議に参加していくことで、ようやく店長としてのコツのようなものを持つことができました。
スタッフからも支えてもらえるようになりました。
続けていなければ絶対に見えなかった世界でした。
社内最高クラスのスタイリストランク取得
それからは、社内最高クラスのスタイリストランクのチャレンジにも成功し、売上も1年以上前年対比を上げ続けることができました。
最終チャレンジであるオーナーになる為の規定もすべてクリアした時に、また新しい想いが湧いてきました。
Quai立ち上げ
これまでの経験やノウハウと人脈を生かして、自分の考えているもっと高い理想を実現したいという気持ちです。
指名のお客様や家族、ディーラーさんからたくさんの支援を頂き、作ることができたのが「Quai(クアイ)」です。
これからもお客様と一緒にQuaiの歴史を築き上げて行きたいと思っています。